1月26日 96回選抜高等学校野球大会の出場校が発表された。
注目された関東・東京の6校目は、中央学院高校(千葉)が選出された。
中央学院高校のセンバツ出場は、6年ぶり2回目。
前回出場は、2018年。
千葉の二刀流、名前も”大谷”で注目を集めた
大谷拓海を擁して、甲子園初出場。
その年は春夏連続出場を果たした。
投打の要、大谷拓海を中心とした中央学院は、
2017年秋季千葉大会準優勝(優勝は拓大紅陵)
関東大会では、初戦
花咲徳栄(埼玉1位)を破ると勢いに乗り
霞ヶ浦(茨城②)
東海大相模(神奈川①)を撃破、
決勝でも明秀日立(茨城①)に勝ち
関東大会優勝で明治神宮大会出場。
2018春のセンバツの切符を勝ち取った。
その後、大黒柱大谷が練習試合中での
頭部死球で戦列を離れるも
夏には見事復活。
100回記念大会西千葉大会を制して
春夏連続出場を果たした。
※甲子園ではいずれも初戦負け
(春:明徳義塾(高知)5-7
夏:済美(愛媛)4-5)
大谷選手は、高校卒業後セガサミーで
打者に専念(外野手)し、社会人野球に挑戦するも
2023年シーズンをもって勇退した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0f7faf0bad06aeca39dd5afcb03ca6491206dc93
初出場時の主力選手の引退と時を同じくして
再び甲子園出場ということとなった。
中央学院高校は、1970年千葉県我孫子市に開校
野球部は、翌年創部された。
1994には、3年前我孫子高校監督として
甲子園出場を果たした荒井致徳監督を招聘。
これを機に戦国千葉で強豪校の仲間入りを果たした。
荒井監督の前任校、我孫子高校と同じ
我孫子市に学校があることもあり
市の象徴「手賀沼」をモチーフにした
手賀沼ブルーのユニホームに変更したことも
当時話題となった。
(我孫子高校に関しては、以前の記事をご覧ください)
同校OBのNPB選手には、
古城茂幸(元巨人内野手)
押本健彦(元ヤクルト投手)などがいる
2007年現在の監督である
相馬幸樹監督が就任。
相馬監督は市立船橋出身で大体大ーシダックスでの
野球経験を持つ。
シダックスでの故野村克也氏の教えを受け
大きな影響を受けたと語っている。
https://full-count.jp/2024/01/27/post1505603/
さて、今年の中央学院高校
秋はブロック予選で四街道高校に敗退。
敗者復活から県大会に進み
市立柏
八千代松陰
木更津総合
東海大市原望洋
習志野
専大松戸
と、いづれも県内強豪
甲子園経験高を撃破して
千葉大会を制した。
関東大会では、ベスト8となったが
準々決勝の健大高崎戦での接戦も功を奏して
見事センバツ選出となった。
悲願の甲子園1勝。
奮戦に注目したい。
中央学院高校に関する記事はこちらもご覧ください。
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