2022センバツ出場校選定で悲劇の裁定を受けた高校。
「聖隷クリストファー高校」
その歴史を分解してみたい。
静岡高校 静岡商業 浜松商業 掛川西など
公立校が中心だった静岡は今は昔。
現在は、平成19年の常葉菊川
センバツ優勝の印象も新しい。
系列校の
「常葉橘」
報徳学園・侍ジャパンUー18の監督経験を持つ
永田監督が就任した
「日大三島」
コロナ禍で中止になった
センバツ大会出場を決めていた
「加藤学園」
など、全国的な傾向に逆らうことなく
私学台頭がみられる静岡。
「聖隷クリストファー高校」の歴史は古い・・・
昭和41年「聖隷学園高校」として開校。
その後、大学設立、
2020年、小学校開校で
幼稚園(こども園)〜大学まで擁する
一大学園となった。
https://www.seirei.ac.jp/gakuen/
野球部飛躍の原動力は、
2017年春 副校長として赴任した
上村敏正氏の存在が大きい。
上村氏は、現在、学校長に就任。
野球部の指揮も引き続きとっている。
その経歴からは、静岡高校野球界に
欠かせない存在で有ることが伺える。
浜松商業高等学校3年で夏の甲子園出場。
早稲田大学卒業後、
監督歴として、
「御殿場高」
母校「浜松商業」
「掛川西」を率いた経験を持つ。
その間、甲子園出場は、
浜松商で
春夏通算7度。
掛川西高で
センバツ出場。
愛知、神奈川など近県をはじめ
全国から、選手も集めているようで
今後の活躍が期待される。
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2013年ドラフト1位で中日ドラゴンズ
に入団した(2020年阪神タイガーズ(育成)〜引退)
鈴木翔太選手がOB。
高校時代の見事な投球が残っている。
高校2年時の投球
「糸をひくようなストレート」
とは、まさにこのような投球を
言うのだと思う。
その後、2020年静岡県独自大会を制した。
2021年秋季大会。
静岡市立 浜松西などを接戦で破り、見事
準優勝(決勝 2−7日大三島)
東海大会に静岡2位代表として出場した。
中京(2回戦) 至学館(準決勝)と
甲子園出経験チームをこちらも接戦で破り
センバツ当確と言われている決勝まで進出。
春夏通じて甲子園初出場に向けて、
その活躍を大きく膨らませた。
年が開けて、1月・・・
センバツ出場校選出時に同校の名前は
無かった。
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40数年ぶりと言われているサプライズ選出。
東海地方からは、日大三島と大垣日大が選出された。
「夏にリベンジを!」
との声が聞かれるが、
そこには、前報徳学園監督
永田裕治監督が立ちはだかる。
(秋県大会決勝 2−7 東海大会決勝 3−6と
ともに、聖隷クリストファーに勝利)
センバツは、あくまで選抜大会。
勝ち上がったチームが”選抜”されるとは限らない。
とはいえ、甲子園初出場を夢見た
クリストファーナインの気持ちを考えると
言葉はない。
山は高いかもしれない。
だが、不可能はない。
2022夏の大会での
同校の活躍を祈る
※後記
静岡高校は伝統校だけあって
後援会の情報公開も最先端。
立派なサイトが存在しております。
![](https://kaiseiyakyu.tokyo/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/08124800d01ba4a4fef786383a761cec.png)
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