2022夏・・・
二松学舎からまたスーパー1年生が現れた
片井海斗(狭山西武ボーイズー二松学舎)
東京都予選途中から、
4番に座ると
見事その座を守って
と大会優勝。
甲子園でも堂々の活躍を見せた。
学校法人として、伝統の二松学舎。
明治10年10月10日
漢学者 三島中洲によって設立された
「漢学塾 二松学舎」
をルーツにもつ。
現在も大学卒業後
国語の先生になる学生が多いようだ。
往年の関係者としては、
文豪「夏目漱石」を筆頭に
5・15事件の
犬飼毅
女子教育の祖
平塚雷鳥 嘉悦孝子
などを排出した名門。
野球部は、
昭和55年の春センバツ初出場を皮切りに
57年センバツでは、準優勝。
その名を全国に轟かせた。
その後、約20年に及びブランクの後
平成14年にやはりセンバツ出場。
春の二松学舎ともいわれる所以となった。
夏は、決勝の壁が高く
決勝でおおくの涙を飲んだことでも有名な学校。
「夏・準優勝」のイメージは二松学舎に勝るものはいない。
(※夏 10回の準優勝 11回目で初優勝
決勝でのエピソードはこちらに興味深い記事が)
学校には、「特進コース」「進学コース」「理系コース」と
野球部専門の「体育コース」が存在する。
これが野球部躍進の原動力。
野球部のみの体育コースというのも、
全国的に大変珍しい・・・
近年では、平成26年夏、
夏の甲子園初出場を掴み
また、その名は全国区に。
当時は、大江(現読売ジャイアンツ)ー今村の
一年生バッテーリーが話題をよんだ。
現役NPBでは、侍ジャパンの4番 広島東洋カープの
鈴木誠也選手が出世頭か。
2020年ドラフト会議では、
秋広優人選手が
読売ジャイアンツから5位指名を受けた。
そんな二松学舎大付属 野球部を率いるのは、
OBでもある市原勝人氏。
投手出身の監督だ。
同校監督一筋25年。
中学生スカウト方針が
こちらの記事に掲載されている。
練習拠点は、系列校 二松学舎柏高校に隣接する
柏グラウンド。
この「二松学舎柏高」も校名変更前、
「二松学舎沼南高」時代には、
千葉県内で強豪校として名を馳せた。
現NTT東日本監督
飯塚智広氏は、この二松沼南出身。
https://www.ntt-east.co.jp/symbol/baseball/contents/iizuka.html
東東京のチームではあるが、
千葉県出身の選手が多いのも
このグラウンド・寮の関係が強かろう。
九段の付属高校・千葉沼南の付属高校ともに、
野球強豪校となった学校であるが、
大学に硬式野球部は存在しない。
しかしながら、
「二松学舎」の名前を
代々全国に響かせているのは
高校野球が寄与するところが大きい。
帝京 岩倉 修徳 といった
甲子園からちょっと遠ざかっている
「古豪」
と呼ぶには、まだ早いかもしれないが
ここ数年での全国出場が望まれる。
伝統のグリーンのユニフォーム
「二松学舎」
がなんと言ってもかっこいい!
今後の活躍に期待する!
「二松」の活躍を祈っている。
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