今回ピックアプしたのは、
2021年秋、自己最高戦績
県大会ベスト4に進出した
市原中央高校
市原中央高校は、
地域を代表する進学校。
学校には、
普通科ハイレベルチャレンジⅠ類
普通科ハイレベルチャレンジⅡ類
普通科グローバルリーダーコース
普通科芸術コース
の4コースが用意され、特段スポーツに特化した生徒を
集めている状況にはないようです。
※芸術コースは、2021年4月募集停止。
だたし、この学校
法人名は、君津学園。
そう清和大学系列
あの木更津総合高校と同じ法人の運営校なのです。
ということで、ユニホームも・・・
一昔前までは、
学力の市原
スポーツの木更津
などと言われていましたが、
現在は、市原中央高校でもスポーツは活発に行われています
その代表格が、硬式野球部
2021 秋の県大会では、
市立柏 千葉商 我孫子 と
いづれも甲子園出場経験のある
公立高校を破って
準々決勝に進出すると
見事、流通経済大柏も撃破して
ベスト4の栄冠を勝ち取った。
主戦は、松平快聖。
エースで4番。
近年では珍しくなった大黒柱。
昨年から、公式戦登板経験があり、
190センチを超える身長から
サブマリンで投げ下ろす投球は大変魅力的だ。
そして、市原中央の野球部
上位進出の立役者は、
なんといっても、
監督の滝田氏であろう。
木更津総合出身の滝田優司監督。
2015年 母校で野球部コーチを
10年努めた後
市原中央高校(部長)就任。
3年後の
2017年夏5回戦進出。
2019年夏 ベスト4。
そして今回
2021秋 県4強入り。
と着実に歩を進めている。
2022春は、シード校として県大会に出場。
予選から強打爆発!ノリノリ打線炸裂中の
東海大浦安に7−9と破れた。
初戦敗退。
相手は二戦目。こちらは初戦ということで
初回にスリーランHRを食らったところで
投手含めて少し浮足立ったか・・・
もともと松平中心に確り守るチーム。
撃ち合いになると厳しい展開になる
それでも最後まで粘って2点差の敗戦。
夏への課題は、打線と大黒柱に次ぐ投手・・・
後者の方は先の東海大浦安戦で兆しが・・・
松平をリリーフした諸岡柊斗投手が
鋭く落ちる変化球を決め球に三振の山を築いた。
選手は、地元の生徒中心。
過度なスカウト・越境もない様子。
地元、市原シニア 市原ポニーの硬式経験者が数名と
あとは、地元の中学の軟式出身者がほとんどだ。
熱血指導が特徴で生徒の心をよく掴んでいる
滝田監督の手腕によって強化されてきた。
滝田監督のラストミーティングはこちら
1983年の創部以来、2017年の5回戦進出までは、
最高戦績は3回戦進出だった。
一冬超えて、満を持して臨んだ春大会。
市原中央高校の躍進を阻んだのは
東海大浦安だった。
市原中央にとって
初戦となった二回戦。
エース松平が先発するものの
3回までに6失点
後半粘りを見せたが、7-9と
初戦敗退となった。
ノーシードでリベンジに燃えた
選手権大会は、5回戦で
習志野と対戦。
初回、松平のタイムリーで
先制するものの追加点が取れず
2-6で敗戦となった。
秋の戦果で期待が大きかっただけに
春夏と少し力が出し切れず
残念な結果になったのでは
ないだろうか。
しかしながら、松平はドラフト
候補にも名前が挙がる二刀流選手。
今後の活躍に期待したい。
2022秋 新チームは
一次予選をスムーズに勝ち上がった
ものの、県大会1回戦で
県立の成田北高校に4-9で敗れた。
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