春大 予選屈指の好カード 千葉商大付ー東海大浦安

高校野球

春季高校野球千葉県大会 

千葉学芸の初優勝で幕を閉じた。

コロナ禍での高校野球公式戦
ブロック予選の屈指の好カード、
5月12日(月)
松戸市野球場第二試合の

千葉商大付ー東海大浦安

の試合を解説したい。

八重桜の咲き誇る松戸。

無観客試合で行われたこの試合。

古豪同士の激突となったこの試合は、
予測通り好試合となった。

千葉商大付 右腕 飯島

東海大浦安 左腕 中島 
両投手の先発で始まったこの試合。

予想外にも初回から動いた。

先行の千葉商大付をリズムよく
二死まで抑えた中島は、
不運にも失策で三番打者の出塁を許す。

ここで千葉商大付
4番増田の左中間を抜くタイムリーで
一点先取。

まさに4番の一振りで先取点を上げた。

その後は、両投手の投合い。
強いて言えば、千葉商大付 飯島の球が
立ち上がりから上ずっていたのが気になる。

一方 東海大浦安 中島。

低めに変化球を集めて、三振と内野ゴロの山を築く。
主力に左打者が多かったことも
千葉商大付にとって災いとなった。

三回東海大浦安攻撃途中 
無死二塁・カウント ノーツーになったところで
エースナンバーを背負う砂川に継投。

4回表 千葉商大付 連続死球四球で一死一、二塁
6番 7番強行で無得点。

一方 東海大浦安は、
5回裏 2死1・2塁から3番杉山 ライトオーバー
エンタイトルツーベースで同点。
千葉商大付は、2番打者を四球で出したのがが痛った。

5回終わって1−1のドロー。
名門校同士ががっぷり四つに組んだ形だ。

試合は、後半に・・・
双方チャンスを掴むも得点にいたらない。
東海大浦安 6裏 1死1塁 エンドラン。

セカンドライナー、ダブルプレー。

千葉商大付 7表 
相手エラーと4球で 無死1・2塁のチャンス。
バント出来ず、強攻の上、4ゴロゲッツー。 
次打者砂川も三振でチェンジ。

続く、8表も
チャンスを掴むも
4番 増田を申告敬遠され、
後続が抑えられ無得点。

終わって見れば、ここが勝負所だった。

一方東海大浦安は、 
7裏 4球で出たランナーをしっかり送るも
後続続かず、無得点。

8裏 先頭打者の二塁打をしっかり送って
1死3塁。

ここから3連続四球で 押し出し。 
勝ち越しを許した。

9表 追い詰められた千葉商大付は
代打攻勢。

代打3人が

3ゴロ 見逃し三振 三振
と抑え込まれ

2−1で名門対決を東海大浦安が制した。

終わって見れば、バントでランナーを送れたか否か
=基本に忠実であったかどうか。

が勝負を分けた形となった。

千葉商大付は、これで夏ノーシードが確定。

東海大浦安も、県大会で八千代松陰に敗れて
夏ノーシード。

第三地区の強豪対決は、今後も鎬を削る対戦となるだろう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました