2020 千葉県高校野球 秋季大会決勝 木更津総合ー東京学館 

高校野球

木更津総合 対 東京学館・・
決勝戦は、壮絶なパンチの繰り出し合いとなった。

両校のオールドファンには、違った意味にも聞こえる人もいるだろう

学館酒々井 対 木更津中央 

といったほうがピント来る人が多いだろうか。

一昔前、両校は生粋の男子校。
目立ったお兄さんたちの通うある意味「有名校」だった

時代は変わった。


高校野球の県大会の優勝を両校が争った。

それも前出のふざけた古い学校のイメージなどまったくない、
正々堂々!互角の勝負であった。
5回終わって2−2のがっぷり四つ。

特に東京学館は、素晴らしい試合をした。
下馬評とここ数年の実績では、断然格上の夏の王者を相手に
決して怯むことなく真正面からぶつかった。
私は、学生が一番伸びる要因は、「自信」だと思っている。
まさに東京学館ナインは、ここまでの戦いの中で、
成長の一番の原動力「自信」をつけたのだと思う。

その証拠に目立った四死球・失策もなく前半戦を切り抜けた。
東京学館には投打のヒーローがいた。
魔球といっても過言でないツーシーム使いの投手「根本匠」
そして、打のヒーローは、なんといってもトップバッターの「粟飯原龍之介」だ。

根本と粟飯原・・二人とも成田シニアの出身。翌日の千葉日報によると、
中学時代、粟飯原は、9番セカンド  根本は、控えの投手だったそうだ。 

成田リトルシニア

この日も逆転を許し、エース島田を投入してきた木更津総合に対し、
7回 目が冷めるあたりの逆転2ランを放った。

ここまで、シブトく戦う木更津総合に最後のパンチを食らわせた。
その裏、木更津総合は、ランナを出すもダブルプレーで零封に終わる。

これで試合が決まるかと思われた

しかし木更津総合は、やっぱり強かった。
8回に追いつき、9回に多いのサヨナラ打で優勝旗ももぎ取った。

そう。正に「もぎとった」という表現にふさわしい勝ち方であった。

壮絶な決勝戦は、底力・選手層・気迫で木更津総合の勝利で終わった。
関東大会への期待が高まる今回の千葉大会。
関東大会は、6年に一度の地元開催。優勝校は、一回の勝利で
センバツが確定するはずだ。

木更津総合 東京学館 専修大松戸  千葉代表3校には、ぜひセンバツ出場を!

一球速報.comさんには、スコアブックも掲載されてます。(とっても便利!)


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