千葉県高校野球2020大会

高校野球

昨日代表決定戦、8試合が行われた。
各地区の代表校は以下の通り

第一地区 千葉明徳
第二地区 市立船橋
第三地区 専大松戸
第四地区 日体大柏
第五地区 八千代松陰
第六地区 千葉黎明
第七地区 千葉学芸
第八地区 木更津総合

各地区のブロック予選を私なりに分析すると・・・


第一地区は、順当な勝ち上がりと見て取れる。
中でも市立千葉高校の躍進が目立った。
準決勝の千葉経済大付属戦も一時はリードする場面もあり、公立進学校ということもあり注目された。

第二地区は、なんといっても地区決勝戦、
王者”習志野”のコールド負けが一番のニュースだろう。
今大会初登板のエース山内は、去年は春センバツ 夏の選手権と、昨年のエース飯塚との共演で全国に名を轟かせた存在。
しかしながら、決勝での投球は、その面影もなく・・・
コントロール、球威ともに精彩を欠いた。
中学野球界の名門、佐倉シニア(※佐倉シニアはこの代全国優勝を果たしている)出身の選手が多い両チーム(習志野 角田 小沢。市立船橋 高田 大野他)の対決。
市立船橋が意地を見せた形となった。
しかしながら、コールドとは誰が予想したことだろう。
山内はどこか故障でも抱えていたのではないかと思うくらいの出来。市立船橋打線も積極的なバッティングが目立ち、逆方向を意識していたのが垣間見えた。
不可解なのは、習志野のベンチワーク。
伝令を一回も出さず、さした指示もベンチからは、出ていなかったように見えた。小林監督の見解が知りたいとところ。

第三地区は、専大松戸が実力通りの戦いを見せたと言っていいだろう。決勝もエース西川(松戸中央ボーイズ出)が完封と横綱相撲での勝ち上がりだった。

第四地区も、やはり日体大柏が前評判通りの勝ち上がり。エースで四番・大黒柱の箱山の活躍が光った。

第五地区。代表は、昨年夏準Vの八千代松陰。
力的には、決勝で熱戦を繰り広げた”中央学院”の方が一枚ウワテに見えたが、タイブレーク2回の大接戦を勝因が制した。
追い上げられた終盤、中央学院の投手起用は、奇妙にもみえたが、最後はエース山下をマウンドに戻しての惜敗。
追加点が取れなかったのが敗因となるだろう。

第六地区。プロ注目の捕手「古谷」擁する成田が、銚子商業に破れた。事実上の決勝戦とおもわれた、成田ー銚子商業戦だが、古豪銚子商業も新鋭千葉黎明に1−2と惜敗。常世田をしても古豪復活はとはならなかった。

第七地区は、春のセンバツ21世紀枠の推薦校にあがった、東金高校に注目していた。エース川戸のピッチングを楽しみにしていたが、同じ公立地元の古豪、一宮商業に敗戦。
一宮商業は、準決勝、その東金線で完璧なピッチングを見せたエース鈴木を決勝では先発させなかった。
代わりに登板した長島が投球中に肘を痛めるアクシデント。
これがなければ、決勝ももう少し好ゲームとなったのかもしれない(24−0の大敗となった)
因みに一宮商業 メンバー内に2組の双子がいるとのこと。
そのうち長島(武蔵と小次郎)兄弟はバッテリーを組んだ。

第八地区。県内屈指の好投手 篠木主将率いる木更津総合が順当に代表に。ほぼ危なげない勝ち上がりと言って良いだろう。
一番の対抗馬と注目されていた強豪 東海大市原望洋が試合を棄権したのは、とても残酷なことだった。感染した人が悪いわけではない、ただただ病気を恨むしかなかろう・・・

週末、代表校が頂点を目指す。唯一の公立 市立船橋がどこまで勝ち上がれるか!木更津総合・専大松戸は順当に勝ち上がって来るのか?
残り7試合をまた追いかけたい。了

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